プロミスを利用する前には、金利だけでなく、実際に支払う利息、毎月の返済額、完済までにかかる期間を確認しておくことが重要です。

毎月の返済額が少なく見えても、返済期間が長くなれば支払う利息は増えていきます。また、返済途中で追加の借入をすると、当初の予定よりも完済が遅くなる可能性があります。

プロミスの利息や返済額がどのように決まり、どのような返済計画を立てればよいのかを詳しく解説します。

プロミスの金利は年2.5%~18.0%

プロミスのフリーキャッシングでは、年2.5%~18.0%の借入利率が設定されています。実際に適用される金利は、契約時の審査結果や利用限度額などによって決まります。

金利が「年2.5%~18.0%」と表示されていても、必ず低い金利が適用されるわけではありません。特に少額の利用を検討している場合は、返済計画を立てる際に上限金利である年18.0%を使って計算しておくと、利息を少なく見積もってしまうことを防ぎやすくなります。

金利と利息の違い

金利とは、借りた金額に対して、1年間でどの程度の割合の利息が発生するかを示した数字です。

一方、利息は、実際に借りた金額や借入日数をもとに計算される具体的な支払額です。

例えば、金利が年18.0%でも、10万円を1年間借りれば必ず1万8,000円になるとは限りません。カードローンの利息は日割りで計算されるため、途中で返済して借入残高が減れば、その後に発生する利息も少なくなります。

プロミスの利息の計算方法

プロミスの利息は、基本的に次の計算式で求められます。

「利息=借入残高×借入利率÷365日×利用日数」

うるう年の場合は、365日ではなく366日で計算されます。

10万円を年18.0%で30日間借りた場合

「10万円×18.0%÷365日×30日=約1,479円」

したがって、10万円を年18.0%で30日間利用した場合、発生する利息の目安は約1,479円です。

ただし、これは30日後にまとめて返済した場合の単純な計算例です。実際には、返済日までの日数、途中の返済、追加借入、無利息期間の適用状況などによって利息が変わります。

毎月の返済額には元金と利息が含まれる

毎月支払う返済額のすべてが、借りた元金の返済に使われるわけではありません。

返済額は、まず発生している利息などに充当され、残った金額が元金の返済に回ります。

例えば、借入残高10万円、年18.0%、前回返済から30日が経過している状態で4,000円を返済するとします。

「t発生利息:約1,479円返済額:4,000円元金に充当される金額:約2,521円」

この場合、4,000円を支払っても、借入残高が減るのは約2,521円です。

返済開始直後は借入残高が大きいため、返済額に占める利息の割合も大きくなります。返済が進んで借入残高が減ると、発生する利息が少なくなり、元金に充当される割合が増えていきます。

プロミスの返済方式

プロミスでは、毎月の返済金額が最終借入後の残高に応じて決まる「残高スライド元利定額返済方式」が採用されています。

最低返済額の計算方法は、次のとおりです。

最終借入後の残高 返済額の計算方法 返済回数の目安
30万円以下 借入後残高×3.61% 36回以内
30万円超~100万円以下 借入後残高×2.53% 60回以内
100万円超 借入後残高×1.99% 80回以内

計算結果に1,000円未満の端数がある場合は、1,000円単位に切り上げられます。

借入額別の最低返済額の目安

最終借入後の残高 計算 最低返済額の目安
10万円 10万円×3.61%=3,610円 4,000円
20万円 20万円×3.61%=7,220円 8,000円
30万円 30万円×3.61%=10,830円 11,000円
50万円 50万円×2.53%=12,650円 13,000円
100万円 100万円×2.53%=25,300円 26,000円
150万円 150万円×1.99%=29,850円 30,000円

これはあくまでも計算上の目安です。実際に支払うべき金額は、プロミスの会員サービスや利用明細などで確認する必要があります。

借入残高が減っても毎月の返済額がすぐに下がるとは限らない

「残高スライド」という名称から、返済によって残高が減るたびに、毎月の返済額も自動的に下がると思うかもしれません。

しかし、プロミスの返済額は、基本的に最後に借入をした直後の残高を基準として決まります。

例えば、最終借入後の残高が30万円であれば、返済額の目安は月1万1,000円です。その後、返済によって残高が20万円まで減ったとしても、新たな借入をして返済額が再計算されない限り、原則としてそれまでの返済額を続ける形になります。

反対に、返済途中で追加借入をすると、その時点の借入後残高をもとに返済額が再計算される可能性があります。

追加借入によって毎月の返済額が増えるだけでなく、完済までの期間や支払利息も増えるため注意が必要です。

最低返済額だけを続ける場合の注意点

プロミスでは、決められた最低返済額以上であれば、利用者の都合に合わせて多く返済することも可能です。

最低返済額は、毎月必ず支払わなければならない金額の基準であり、利息を最小限にするためのおすすめ返済額ではありません。

最低返済額だけを続けると、毎月の負担は小さくなりますが、次のような問題が起こりやすくなります。

  • 完済までの期間が長くなる
  • 支払う利息の合計が増える
  • 返済途中で再び借りやすくなる
  • 返済しているのに残高がなかなか減らないと感じやすい

余裕がある月は最低返済額よりも多く返済し、できるだけ早く元金を減らすことが重要です。

プロミスの返済日

プロミスの返済期日は、原則として次の4つから選択できます。

  • 毎月5日
  • 毎月15日
  • 毎月25日
  • 毎月末日

返済日が土日祝日にあたる場合は、翌営業日が返済期日となります。また、口座振替を利用する金融機関によっては、返済日が毎月5日に固定される場合があります。

返済日は、給料日の直後に設定するのが基本です。

給料日前に返済日を設定すると、生活費を使った後に返済資金が不足する可能性があります。給料が入った直後に返済を済ませ、残った金額で生活する形にすると、返済の優先順位を保ちやすくなります。

返済方法と手数料

プロミスでは、主に次の方法で返済できます。

  • インターネット返済
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • プロミスATM
  • 三井住友銀行ATM
  • コンビニなどの提携ATM
  • スマホATM

返済方法によっては、所定のATM利用手数料や振込手数料が発生する場合があります。一方、プロミスATMや三井住友銀行ATMなど、手数料無料で利用できる方法もあります。

1回あたりの手数料が少額でも、毎月繰り返せば無視できない負担になります。返済期間が長くなる場合は、返済のしやすさだけでなく、手数料の有無も確認しておきましょう。

30日間無利息サービスの考え方

プロミスには、利用条件を満たす初回利用者を対象として、初回借入日の翌日から30日間利息が発生しないサービスがあります。

契約日の翌日からではなく、実際に初めて借りた日の翌日から無利息期間が始まるため、契約後すぐに借りなかった場合でも無利息期間を使いやすい仕組みです。

ただし、無利息期間は「返済しなくてもよい期間」ではありません。

無利息期間中に返済日が来た場合は、決められた返済額を支払う必要があります。無利息になるのは利息部分であり、元金の返済義務がなくなるわけではありません。

また、無利息期間が終了した後は、残っている借入残高に対して通常の金利が適用されます。

返済計画を立てる手順

1.必要な借入額を決める

利用限度額いっぱいまで借りるのではなく、実際に必要な金額だけを借ります。

借入額が10万円増えれば、利息だけでなく毎月の最低返済額も変わる可能性があります。「念のため多めに借りる」という利用方法は、返済の長期化につながりやすいため注意が必要です。

2.上限金利で計算する

適用金利が確定していない段階では、年18.0%で計算します。

低い金利を前提に計画を立てると、実際の利息や返済総額が想定を上回る可能性があります。

3.最低返済額と自主的な返済額を分けて考える

最低返済額が8,000円であっても、毎月1万5,000円まで無理なく支払えるのであれば、1万5,000円を返済目標にします。

ただし、返済額を高く設定しすぎて生活費が不足し、再び借入をすることになれば意味がありません。家賃、光熱費、通信費、食費などを支払った後でも継続できる金額に設定します。

4.完済予定日と総利息を確認する

月々の返済額だけでなく、次の3点を確認します。

  • 完済まで何か月かかるか
  • 利息を合計でいくら支払うか
  • 途中で収入が減っても返済を続けられるか

プロミスの公式サイトには、返済金額や返済期間を確認できる返済シミュレーションが用意されています。

なお、借入額ごとの返済回数や総利息まで比較して確認する場合は、ローンパークのサイトが特に詳しく、具体的な返済計画を立てる際に役立ちます。 最低返済額だけでなく、毎月の返済額を増やした場合に完済時期がどの程度早まるのかも確認しておきましょう。

5.給料日の直後を返済日にする

給料が入ってから数日以内に返済できる日を選びます。

さらに、口座振替を設定し、返済日の前日までに必要な金額を入金しておくと、返済忘れを防ぎやすくなります。

6.余裕がある月は追加返済する

ボーナスや臨時収入があった場合は、生活に必要な予備資金を残したうえで追加返済を検討します。

追加返済によって元金が早く減れば、その後に発生する利息も少なくなり、完済時期を早められます。

7.追加借入をしたら計画を作り直す

返済途中で追加借入をすると、借入残高、毎月の返済額、完済予定日、総利息が変わります。

追加借入をした後も、以前の返済計画がそのまま使えるとは限りません。借入残高が変わるたびにシミュレーションをやり直す必要があります。

返済が遅れた場合の注意点

プロミスの遅延利率は年20.0%です。返済期日を過ぎると、通常の利息とは別に遅延利息が発生する可能性があります。

遅延損害金は、基本的に次の式で計算されます。

「text遅延損害金=延滞元金×遅延利率÷365日×延滞日数」

延滞期間が長くなるほど、支払う金額も増えていきます。

また、延滞が続くと、電話や書面による連絡、カードローンの利用停止、信用情報への登録などにつながる可能性があります。長期間放置すれば、一括返済を求められたり、法的手続に進んだりする可能性もあります。

返済日に間に合わない可能性がある場合は、放置せず、返済日前のできるだけ早い段階でプロミスに相談することが重要です。

別のカードローンから借りて返済する方法は、借入先と利息を増やすだけになりやすいため避けましょう。

一括返済するときの注意点

一括返済とは、借入残高と返済日までに発生した利息をまとめて支払う方法です。

利息は日割りで増えるため、一括返済に必要な金額は確認日によって変わります。以前確認した金額を後日そのまま入金すると、数日分の利息が不足し、わずかな残高が残る可能性があります。

一括返済をする場合は、返済当日に必要な金額を会員サービスなどで確認してください。ATMでは硬貨を扱えない場合や、利用手数料が必要になる場合もあります。

なお、借入残高を完済しても、契約自体が自動的に解約されるとは限りません。今後利用する予定がなく、契約も終了させたい場合は、完済とは別に解約手続の要否を確認しましょう。

プロミスを利用するときの主な注意点

最後に、特に確認しておきたいポイントをまとめます。

  • 金利の低い数字ではなく、年18.0%で返済計画を立てる
  • 最低返済額だけでなく、完済までの期間と総利息を確認する
  • 無利息期間中でも返済日は来る
  • 返済途中の追加借入は、完済時期を遅らせる
  • ATMや銀行振込の手数料を確認する
  • 一括返済額は返済当日に確認する
  • 返済が難しい場合は、延滞する前に相談する
  • 返済のために別の会社から借りない

プロミスの利息は、借入残高、適用金利、利用日数によって決まります。毎月の返済額は最終借入後の残高をもとに計算され、返済額の中から利息を差し引いた残りが元金に充当されます。

毎月の最低返済額が小さくても、返済期間が長くなれば、支払う利息の合計は増えていきます。

利用前には、上限金利で返済シミュレーションを行い、毎月の返済額、完済予定日、総利息の3つを確認しておきましょう。借入後は追加借入をできるだけ避け、生活に無理のない範囲で最低返済額よりも多く返済することが、利息を抑えて早く完済するための基本です。